コロナ禍以降、リモートワークなどの在宅勤務で働く人も増えてきている昨今。
「住む場所を選ばない暮らし」として東京から地方都市へ移り住む人も増えてきています。
そんな中、不安に思ってしまうのが、「地方は車社会」という点。
都会に住む中で、車を利用する機会が少ないため、「免許証は持っているけれど、車の運転には自信ない…」という方も多いはず。
この記事では、車ないで移住する場合の快適に生活できる地域の目安や、車なしで生活する場合の心得、子育て世帯が注目すべき移住地域のポイント、実際の車社会の生活がどのようなものなのか、などをお伝えしたいと思います。
車なしで移住生活ができる地域の特徴とは?
前提条件として地方都市を選択することを強くおすすめします!
あくまでも【車なしで移住して快適に生活できる地域】という定義の元でお話する上で、この地方都市か田舎かで大きく異なるからです。
同じ県内でも地域によっては【住みやすい地域】と【不便に思う地域】がありますものね…。
以下は地方都市の中でも、車なしで移住して快適に生活できる地域の特徴です。
公共交通機関が整っている
地域の特徴として、公共交通機関の問題が大きくあります。
東京ならば待ち時間なしで行き来する電車やバスも、地方では一時間置きということも当たり前に存在します。
また、自宅から最寄り駅までが徒歩で一時間近く掛かるなんてこともあり得ますし、その区間でバスなどが走っていないなんてこともあり得ます。
「リモートワークで週に何度か東京へ出勤しなくてはならない」などという場合は、その点も考慮する必要があるでしょう。
気候が安定している
気候が安定していることは快適な生活をする上で重要です。
移住先が夏場の台風などで大きな影響を受ける土地や、冬場雪深い土地など地域によって天候に左右されるケースも考えられます。
今住んでいる地域を比較して、問題点と対策を考えてみてください。
平坦な地形
高低差の多い地形の場合、見晴らしなど景観の面ではとても魅力的です。
ですが、生活する上では身動きが取りづらいというデメリットも…。
車があれば気にならないことも、電車やバスなどの公共交通機関が自宅から離れている場合など、移動手段が徒歩や自転車となると問題が生じる可能性があります。
商業施設が充実
都心部から移住する場合、「できれば自然を感じられる場所に住みたい」と考える方も多いと思います。
ですが、自然が多い地域ほど自宅から商業施設までの距離が遠かったり、品ぞろえの点で煩わしさを感じることもあり得ます。
勿論、コープなどの宅配サービスを利用することで問題なく過ごすこともできるでしょう。
自分の目で見て商品を購入したい、できれば大型商業施設などへ気軽に出向きたいという方は地方でも都市部を選ばれた方がよろしいかと…。
病院や学校が近い
先述した【商業施設が充実】と被るところがありますが、地域によっては自宅の傍に病院や学校がない場合があります。
調子を崩した時などに少ない本数の公共交通機関を意識しながら利用して、病院まで向かわなくてはならなかったり、場合によってはその公共交通機関の停留所や駅まで長い距離を徒歩や自転車で向かわなくてはならない可能性も…。
また、天候不良などで子供を学校まで送迎しなくてはならない場合でも、自宅から学校が遠いと大人も子供もとても大変な思いをすることが予想されます。
そういった点から考えても、自宅から近い場所に病院や学校などがあると安心です。
車なし移住での生活の心得
車なしで移住する場合、都心部で当たり前だったことがその通りにならないことも少なくありません。
思い描いていた地方への移住、その理想と現実のギャップに対して煩わしさや不満を抱くこともあり得ます。
「地方へ移住したいけれど…」とリサーチしていて、逆に不安を感じてしまうことも…。
そういった場合、生活に支障をきたさない範囲のラインを明確化し、様々なサービスを活用してある意味で不便を受け入れるという心構えを持つと良いでしょう。
とは言え、本当に地域によっては車なしでの生活は大変なことが多いと思いますね…。
子育て世帯で注目すべきポイントは3つ
地方への移住にあたり、子育て世帯としてはどのようなことを意識するべきかお伝えしたいと思います。
注目すべき点は【地域の治安が良いか】【進学先、塾などが家庭の方針に満たしているか】【子供の遊び場が充実しているか】の3点です。
地域の治安が良いか
近年、子供が関わる重大事件が多発しています。
穏やかな地域と思われていたとしても、蓋を開けてみると子供が犯罪に巻き込まれるケースなども…。
地域の特色や市町村としての子供への対応の仕方など、事前にリサーチしておくと安全です。
地域によっては子育てに積極的な市町村も存在するため、安心して移りすることができる決め手となるかもしれません。
進学先、塾などが家庭の方針に満たしているか
地域によっては教育水準のレベルに差が生じがちです。
各家庭ごとにもお子様の教育の方針は様々。
地元の小中学校へ進学する場合や、私立の小中学校へ進学する場合も考えられます。
ですが、実際に移住したら「自分たちが思い描いた教育方針に見合う学校が近くにない!」という悲しい現実が待ち受けているなんてことも…。
事前にお子様の教育方針を振り返って、移住しようと検討している地域のリサーチをすることをおすすめします。
今の時代、塾でも通信制やタブレット型の学習アイテムが充実しているのが有難いところです。
子供の遊び場が充実しているか
移住する地域に子供の遊び場が充実していると、休日や長期休みの際に少ない負担で外出することができます。
自宅から近い距離に子供が楽しく遊べる施設がないと、休日の度に長い距離を移動して連れて行かなくてはならずとても大変です。
ましてや車なしでの移動ともなると、子供が目的地へ向かうだけで疲れ切ってしまう恐れも…。
自宅から近いところに子供が楽しく遊べる施設があれば、気軽に子供を連れて行くことができます。
自宅そばの小さめの公園は勿論、少し離れたところにある大きめな公園や、図書館や水族館などを事前にリサーチしておくと安心です。
車社会のリアルな生活
車なしで地方都市へ移住する際の予備知識として、実際に地方都市で暮らす私をモデルケースとしてお伝えしたいと思います。
予めお伝えする前提条件として、私自身は車なしでの生活はほぼ出来ないと考えています。
それはあくまでも私の住む地域が車なしで生活するには不向きということも大きな要因です。
それでは、実際の地方都市に暮らす生活がどのようなものなのかお伝えして行きたいと思います。
車なしで生活するには不向きな理由は「公共交通機関の問題」
私が生まれ育ったのは茨城県の県央地域です。
茨城県の県央地域、その中でも水戸市は県庁所在地ということもあって住民数も多く栄えている反面、交通機関の問題で車で生活せざるを得ない状況にもあります。
自宅からバス停や最寄り駅までが遠く、使い勝手がとても悪い印象も持っています。
バスは1時間に一本で、自宅から最寄駅まで車で15分あれば着く道のりを、45分も走られる始末。
そんなこんなで、やっとこさ辿り付いた目的地までの最寄駅またはバス停からが更に遠い。
結局、車通勤や最寄り駅から自転車へ乗り換えての通学にせざるを得なかった現状があります。
学生時代も、親に車で駅や学校まで送迎して貰うことが多かったですね…。
水戸市は車社会に適応された街づくり
車を運転できる年齢となって思うことは、水戸市を含む多くの市町村が車社会に適応された街づくりをしているという印象を受けます。
実は、茨城県は北海道に次ぐ、日本で2番目に道路面積の多い地域。
そのため、車でならば何処へでも行くことができる土地柄ということも車なしでは生活できないという理由の一つです。
車なしでも問題なし!「地方都市でも地域差がある」
茨城県の中でも地域によって車なしで問題なく生活できるエリアもあります。
それは県南地域に属する土浦・つくばエリアです。
茨城の主な都市エリアは
【県央地域の水戸・ひたちなか】と【県南地域の土浦・つくば】です。
県民としても、県庁所在地がある水戸市よりも、つくば市の方が茨城県で一番栄えているイメージを持っています。(当社比)
此処で地方都市へ移住する際の、車なしで快適に生活できる地域の特徴を振り返ってみましょう。
車なしで快適に生活できる地域の特徴として、【公共交通機関が整っている】【気候が安定している】【平坦な地形】【商業施設が充実】【病院や学校が近い】が上げられます。
これらを踏まえてつくば市の特徴を上げていきます。
これらの点を踏まえて、茨城県内で最も車なしで移住できる地域はつくば市であると私は考えます。
勿論、車ありでの移住の場合であれば、茨城県はとてもよい移住先と言えるでしょう。(茨城ラブ)
車社会のリアル「通勤・通学で月極駐車場を借りるというケースも多い」
自宅から最寄りの駅までが遠く、車で最寄り駅または目的地まで向かうというケースは少なくありません。
それはプライベートなものだけではなく、通勤や通学でもあり得ます。
現に私も最寄り駅まで車で向かい、そこから電車に乗り換えて通学・通勤をしていた時代もありました。
その際、お世話になったのが月極駐車場です。
私が契約した月額駐車場は自力で不動産屋を見つけ出し、わざわざ契約のために出向いてあれこれ…ととても大変だった記憶があります。
ですが、最近はネットであれこれができるということもあり、ホームページから簡単に駐車場を契約することが可能。
おすすめの月極駐車場の検索サイトが【PMCマンスリーパーキング】さん!
幅広い地域に駐車場を保有しているため、たのみやすくお値段もリーズナブル。
またアフターフォローも手厚く、要望に合わせた駐車場を探してくれる親切さ!
ホームページからは駐車場のイメージを見ることもできるため、現地へわざわざ出向かなくてもスマホ一つでお手軽契約が可能。
PMCマンスリーパーキングさんのポイント①幅広い地域に駐車場を保有
PMCマンスリーパーキングさんは幅広い地域に駐車場を所有しているため、「自分の地域にはないかも…」という心配が少なめです。
実際に茨城でもつくば市などに駐車場を保有されています。
また、自分の要望にあった駐車場を紹介してくれるため、「値段を抑えたい」「駅から近め」などの問い合わせにも親身になって対応してくれるのが有難いポイントです。
PMCマンスリーパーキングさんのポイント②ホームページから契約可能
私が学生時代に契約した月額駐車場は、目ぼしい駐車場を自力で見つけ出す必要がありました。
駐車場に設置された看板から不動産屋へ電話をしてアポイントを取り、わざわざ契約のために出向いてあれこれ…ととても大変だった記憶があります。
その点、PMCマンスリーパーキングさんはホームページ上で所有している駐車場を割り出すことができます。
更には、ホームページ上でどういった外観なのかがわかる写真や、どこら辺にあるのかがわかる地図なども掲載されているので便利です。
駐車場の口コミもあって、よりわかりやすいですね!
実際のところ、月極駐車場って必要?
「実際のところ、月極駐車場って必要?」と考える方もいると思います。
必要に応じてコインパーキングなどを活用すれば良いのではないか、と考えることも…。
確かに、例えば通勤・通学で使用している場合では、会社や学校が休みの日までお金が掛かってくるのが勿体ないと思えてしまうのもわかります。
ですが、実際コインパーキングに月20日程度止める場合でも、価格としては月極駐車場の方が圧倒的にお安く済む場合が多いです。
また、電車などの時間の縛りがあるにも関わらず、コインパーキングに空きがないために「焦って別の場所を探す…」という心理的な不安感を払拭できるのも利点です。
まとめ
車なしで移住を検討しているならば、地方都市一択!
更に、子育て世帯が注目すべき点は【地域の治安が良いか】【進学先、塾などが家庭の方針に満たしているか】【子供の遊び場が充実しているか】の3点。
地方都市在住の私の意見としては、【公共交通機関の問題】が車なしで生活することができるかできないかの分かれ道と解釈します。
車なしでも問題なく住める地方都市と言っても、同じ県内でさえ地域差があります。
私個人としては、茨城県のつくば市がもっとも快適に車なしで生活ができる地方都市と考えます。
それでは今回は此処まで!
また次回お会いしましょう(*´ω`)ノシ
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